私は小さいころから、カレーが食卓に出たときに「やった!」とテンションが上がるタイプではありませんでした。大嫌いというわけではありませんが、得意でもないのが本音です。
だからこそ、カレー好きとは少し違った厳しめの目線で、本当においしいカレーを比較できると考えています。
そんな私が今回は、江崎グリコのビーフカレーLEE「辛さ×10倍・20倍・30倍」をすべて実際に食べ比べました。
同じLEEでも、辛さの強さや広がり方、後味にはかなり違いがあります。そこでこの記事では、3種類を実食した感想をもとに、辛さや味の違い、食べやすさ、どれが一番おいしいと感じたか、さらにそれぞれどんな人に向いているのかまで正直に比較します。
ビーフカレーLEE辛さ10倍・20倍・30倍の基本情報を比較

まずは、LEE辛さ10倍・20倍・30倍の内容量や栄養成分など、実食前に確認できる基本情報を比較します。辛さの違いだけでなく、成分にも違いがあるのかを一覧で確認してください。
江崎グリコ公式の現行表示を基準に、10倍・20倍・30倍を横並びで比較できる形にしました。3商品とも内容量は180グラムです。
| 各1人前(180グラム)当たり | |||
|---|---|---|---|
| 栄養成分 | 辛さ×10倍 | 辛さ×20倍 | 辛さ×30倍 |
| エネルギー | 220キロカロリー | 223キロカロリー | 226キロカロリー |
| たんぱく質 | 6.7グラム | 6.8グラム | 6.9グラム |
| 脂質 | 12.8グラム | 12.9グラム | 13.0グラム |
| 炭水化物 | 19.4グラム | 19.9グラム | 20.3グラム |
| 食塩相当量 | 1.5グラム | 1.5グラム | 1.5グラム |
| カリウム | 519ミリグラム | 539ミリグラム | 559ミリグラム |
| リン | 87ミリグラム | 89ミリグラム | 92ミリグラム |
LEE辛さ×10倍・20倍・30倍の原材料に含まれるアレルギー物質(28品目中)は、いずれも「乳成分・小麦・牛肉・大豆・鶏肉・豚肉・りんご」です。
なお、アレルギー情報は変更される場合があるため、購入前や食べる前には必ず下記の江崎グリコ公式サイトの商品ページも確認しておくと安心です。
江崎グリコ公式商品ページ:カレーLEE
【実食比較】LEE辛さ10倍・20倍・30倍はどれくらい辛い?

3種類を食べ比べると、辛さの強さだけでなく、辛さが来るタイミングや残り方にもはっきり違いがありました。
辛さ×10倍は、しっかり辛さを感じるものの、3種類の中では最も食べやすく、まだカレー自体の味を楽しめる範囲です。20倍になると一気に刺激が強くなり、食べて少ししてから辛さが広がってきます。2~3口目には顔に汗が出るほどで、口や唇にもヒリヒリした刺激が残りました。
30倍はさらに別格で、一口目からすぐに強烈な辛さが押し寄せ、その刺激がいつまでも続きます。20倍では感じなかった苦味のような感覚もあり、私にはカレーの味を細かく判断する余裕がないほどでした。
私の体感では、10倍は「辛さと味を楽しむ」、20倍は「かなり辛い」、30倍は「激辛への挑戦」というくらい違いがあります。
LEEの10倍・20倍・30倍を自分でも食べ比べてみたい方は、3種類がそろったセット商品を選ぶと比較しやすいです。辛さがどこまで変わるのか気になる方は、下のリンクからセット内容や現在の価格をチェックしてみてください。
辛さ×10倍|辛さとカレーのおいしさを両方感じやすい

LEE 辛さ×10倍は、3種類の中では最も食べやすく、辛さとカレーのおいしさを両方感じやすいと感じました。
もちろん「10倍」と付くだけあってしっかり辛さはありますが、20倍や30倍ほど刺激が前面に出るわけではありません。辛さの中でもルーのコクやスパイス感を感じやすく、激辛への挑戦というより、辛口カレーとして楽しみやすい印象です。
辛いものがそれほど得意ではない私でも、3種類の中では最も「カレーとして味わえる」と感じました。LEEを初めて食べる人や、強すぎる刺激は避けつつLEEらしい辛さを楽しみたい人には、まず10倍が選びやすいと思います。
LEE 辛さ×10倍を実際に食べた詳しい感想や、味・香り・後味については、以下の記事で詳しくレビューしています。

辛さ×20倍|時間差で強い辛さが広がる

LEE 辛さ×20倍は、10倍よりも明らかに刺激が強く、食べて少ししてから辛さが一気に広がってくるタイプでした。
一口目から極端に強いわけではありませんが、2~3口目あたりから口の中や唇にヒリヒリとした刺激が残り、顔に汗が出るほど辛さを感じます。10倍ではまだカレーの味を楽しむ余裕がありましたが、20倍になると辛さの存在感がかなり大きくなります。
それでも30倍ほど「辛さしか分からない」という状態にはならず、私の感覚では、強い辛さとカレーらしい味わいの境目にある商品です。辛いものがかなり好きな人や、10倍では物足りない人にはちょうどよいかもしれません。
LEE 辛さ×20倍を実際に食べた詳しい感想や、味・香り・後味については、以下の記事で詳しくレビューしています。

辛さ×30倍|一口目から強烈で辛さが長く残る

LEE 辛さ×30倍は、3種類の中でも明らかに別格の辛さでした。一口食べた瞬間から強い刺激が広がり、その辛さがなかなか引きません。
20倍は少し時間がたってから辛さが強くなる印象でしたが、30倍は最初から一気に来ます。さらに、私には辛さの中に苦味のような感覚まであり、食べ進めるほどカレー本来の味を細かく感じにくくなりました。
正直なところ、1人では食べ切れず、家族で分けたうえにマヨネーズを加えて辛さを和らげながら食べました。私の感覚では、20倍より少し辛いというより「倍くらい辛い」と感じるほどの差があります。
本当に辛いものが得意な人や、激辛への挑戦そのものを楽しみたい人向けの商品です。
LEE 辛さ×30倍を実際に食べた詳しい感想や、20倍との違い、辛すぎるときの対処法については、以下の記事で詳しくレビューしています。

LEE辛さ10倍・20倍・30倍は味にも違いがある?

実際に3種類を食べ比べると、辛さだけでなく「カレーの味をどれだけ感じられるか」にも違いがありました。
10倍は辛さの中でもルーのコクやスパイス感を感じやすく、3種類の中では最もカレーとしての味を楽しみやすい印象です。20倍になると辛さの存在感がかなり強くなりますが、まだルーの味やコクを感じる余裕は残っています。
一方、30倍は一口目から強烈な刺激が広がり、私には辛さの中に苦味のような感覚までありました。辛さが強すぎるため、牛肉のうま味や細かなスパイス感まで意識して味わうのは難しかったです。
同じLEEでも、辛さが上がるほど刺激が主役になっていく印象でした。カレーそのもののおいしさを重視するなら10倍、強い辛さも含めて楽しみたいなら20倍、刺激そのものを求めるなら30倍という違いがあります。
カレーに厳しい私が一番おいしいと感じたLEEはどれ?

3種類を食べ比べて、一番おいしいと感じたものを強いて選ぶなら、私は辛さ×10倍です。
10倍も十分に辛さはありますが、20倍や30倍と比べると、まだルーのコクやスパイス感を感じる余裕があり、「カレーとして味わう」という意味では最もバランスが取れていると感じました。
20倍になると辛さの存在感がかなり強くなり、30倍ではさらに刺激が前面に出ます。特に30倍は、私には辛さの中に苦味まで感じられ、カレー本来のおいしさを細かく判断するのが難しいほどでした。
ただし、LEEはそもそも「おいしさだけをじっくり味わうカレー」というより、強い辛さや刺激を楽しみたい人向けの商品だと感じます。私のようにカレーそのものの味を重視するなら10倍、辛さを楽しみたい人ほど20倍・30倍が候補になると思います。
10倍・20倍・30倍のどれを選ぶか迷っているなら、3種類をまとめて試せるセット商品も便利です。
実際に食べ比べると、辛さの強さだけでなく味や刺激の残り方の違いも分かりやすいので、LEEの辛さを順番に試してみたい方は下のリンクから確認してみてください。
LEEの「辛さ×10倍・20倍・30倍」とは?倍率の意味を解説

LEEの「辛さ×○倍」は、単純に「10倍なら普通のカレーの10倍辛い」という意味ではありません。
江崎グリコによると、LEE発売当時に販売されていた「辛さ×1倍」を基準に、カレーソースに含まれる唐辛子や胡椒などの辛味成分の量と、研究員による官能検査(実際に食べて確認する評価)をもとに辛さレベルを設定しています。
そのため、20倍が10倍のちょうど2倍、30倍が10倍のちょうど3倍の辛さに感じるとは限りません。実際に食べ比べても、辛さが来る速さや刺激の残り方など、数字だけでは表せない違いがありました。
LEEの倍率は、辛口商品の中で辛さのレベルを分かりやすく示すための目安として考えるとよいでしょう。
LEEの辛さ倍率の基準については、江崎グリコ公式サイトでも詳しく解説されています。
江崎グリコ公式商品ページ:LEEの辛さ倍率の基準
LEE辛さ10倍・20倍・30倍はそれぞれどんな人におすすめ?

LEE辛さ10倍・20倍・30倍は、数字が大きいほど単純に上位というわけではなく、辛さの好みや食べやすさで向いている人が変わります。
ここからは、3種類を実際に食べ比べた感想をもとに、それぞれどんな人におすすめしやすいかを整理します。
辛さ×10倍がおすすめな人
LEE 辛さ×10倍は、強い辛さを感じながらも、カレーそのものの味やコクも楽しみたい人におすすめです。
3種類を食べ比べた中では最も食べやすく、20倍や30倍のように辛さが前面に出すぎないため、LEEシリーズを初めて試す人にも選びやすいと感じました。
「普通の辛口では少し物足りないけれど、激辛までは求めていない」という人にも向いています。辛さだけでなく、ルーの味やスパイス感も感じながら食べたいなら、3種類の中では10倍が最もバランスのよい選択肢だと思います。
辛さ×20倍がおすすめな人
LEE 辛さ×20倍は、10倍では物足りず、かなり強い辛さをしっかり楽しみたい人におすすめです。
食べてすぐというより、少し時間がたってから辛さが広がるタイプで、2~3口目には口や唇にヒリヒリした刺激が残り、顔に汗が出るほどでした。それでも30倍ほど刺激一辺倒ではなく、まだカレーとしての味を感じる余裕はあります。
そのため、「激辛に挑戦したいけれど、30倍は少し不安」「辛さも味も両方ある程度楽しみたい」という人には、20倍がちょうど中間の選択肢になりやすいと感じます。
辛さ×30倍がおすすめな人
LEE 辛さ×30倍は、とにかく強烈な辛さを求める人や、激辛そのものを楽しみたい人におすすめです。
一口目からすぐに刺激が広がり、その辛さが長く残るため、20倍でも物足りないと感じる人向けの位置づけだと感じました。私には辛さの中に苦味まで感じられ、カレー本来の味を細かく楽しむ余裕はほとんどありませんでした。
そのため、「おいしいカレーをじっくり味わいたい」というより、「どこまで辛いのか試してみたい」「我こそは辛いものに強い」という人に向いています。辛さに自信がない人は、無理をせず10倍や20倍から試すほうがよいでしょう。
LEE辛さ10倍・20倍・30倍の違いまとめ
LEE辛さ10倍・20倍・30倍を食べ比べると、辛さの強さだけでなく、刺激が来る速さや後味、カレーの味を感じやすいかどうかにも違いがありました。
10倍は、辛さとカレーのおいしさを両方楽しみやすく、3種類の中では最も食べやすい印象です。20倍は、少し時間がたってから強い辛さが広がり、激辛寄りの刺激をしっかり感じます。30倍は一口目から強烈で、辛さが長く残る別格の仕上がりでした。
私が強いて選ぶなら10倍ですが、LEEは「辛さを楽しむ」ことに魅力があるシリーズです。味とのバランスを重視するなら10倍、より強い刺激を求めるなら20倍、激辛そのものに挑戦したいなら30倍が向いています。
ほかにも実際に食べて「おいしい」と感じた商品は、「本当においしかったレトルトカレーランキング」で紹介しています。次に食べるカレーを探している方は、ぜひ参考にしてください。
皆さんのおすすめも気になります。「これはおいしい!」というレトルトカレーがあれば、ぜひコメント欄から教えてください。


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